このままだと孤独死するかもしれない

こんにちは。

東京 世田谷の心理セラピスト 満月みつきのりこです。

リトリーブサイコセラピーで生きづらさを解消し

あなた本来の輝きを取り戻すお手伝いをしています。

 

寒い日が続きますね。

私が借りている畑にはたくさんの

お客さん(虫)が遊びに来ます。

先日は枯れた葉っぱの下にてんとう虫を

見つけました。

こんな寒い時期に?と思って調べてみたら、

てんとう虫は冬眠するのだそうです。

 

 

今日は孤独死について考えてみようと思います。

 

このままだと孤独死してしまうかもしれない

そう思ったことはありませんか?

はい、実は私もあります!

 

親しい友人もいない。

職場では仕事に関わる最低限の会話だけ。

休日は一日中ゲームで家から一歩も出ない。

家族ともめったに連絡を取らない。

必要なものはコンビニやネット通販で手に入る。

誰とも会わず一言も会話を交わさなくても

生きていける時代。

 

■ 孤独死なんて自分には関係ない?

2018年に厚生労働省が公表した

日本人の平均寿命は

男性81.09歳、女性87.26歳。

 寿命なんてまだまだ先のことだから大丈夫?

もしかしたら安心するのは早いかもしれませんよ。

若い世代も孤独死することがあるのですから。

 

誰にも看取られることなく、ひとり、部屋で最期を迎える孤独死。

ニッセイ基礎研究所によると、現在その数は年間3万人と言われている。

 -中略ー

ゆとり世代で66万人、団塊ジュニア世代で105万人、団塊世代で33万人、75+世代で36万人が、社会的に孤立していることが疑われる状況にあるというのである。

この数字を見ると、孤独死は高齢者だけの問題ではないことがわかるだろう。むしろ、ゆとり世代や、団塊ジュニア世代のほうが深刻だという結果に唖然とさせられる。これらの4世代を合わせると、240万人という数字に膨れ上がる。

ー菅野久美子「孤独死大国」より引用ー 

 

240万人!すごい数字ですよね。

社会的な孤立に至るには様々な原因があると思いますが

その一つとして、人と関わることに苦手意識を持つ人が

増えているからではないかと私は思います。

 

いわゆる人を回避している状態ですね。

少し難しい話になりますが、

心理で使われる用語には

回避型愛着スタイル

回避性パーソナリティ障害などがあります。

 

回避型愛着スタイルは、

人と親密な関係になることを求めず

人と気持ちを共有することにあまり興味がありません。

回避型愛着スタイルになるかどうかは

養育環境によります。

 

一方、回避性パーソナリティ障害

人との親密な関係を求めるけれど、

自信のなさや人から批判されたり

馬鹿にされるのではないかという恐れから

人や社会との関りを避ける状態のことです。

 

四つ以上あてはまればあなたも回避性パーソナリティ障害かも?

・営業や接客、電話対応やスピーチが苦手

・恥をかくのが怖くて、自分をさらけ出せない

・失敗を恐れて、新しいチャレンジを避ける

・好意を感じても、自分からはアプローチしない

・人に悪く思われていないか、いつも気にしている

・自分に自信がなくて、親しくなるのをためらう

・人といても楽しさよりも居心地の悪さを感じる

ー岡田尊司「生きるのが面倒くさい人」帯より引用ー

 

いかがですか?

当てはまる人も多いのではないかと思います。

以前の私はほとんどあてはまっていました。

 

■ 回避性パーソナリティ障害は遺伝する?

回避性パーソナリティ障害といっても

本人が日常で困っていなければ

問題とはなりません。

 

回避性パーソナリティ障害

遺伝要因の関与が大きいとされています。

しかし養育環境や

学校や社会での経験が発症を左右します。

 

回避性パーソナリティ障害

否定的な養育、いじめ、恥ずかしい出来事、

失敗体験を経験している人に多いようです。

 

心当たりはありますか?

はい、私はあります。

 

遺伝要因なら変えられないの?

そうですよね、心配になりますよね。

大丈夫です。

本人が変わりたいと望めば

克服することができますので

安心してくださいね。

 

 

■ 社会的孤立はなぜ起きるのか?

社会的に孤立してしまう理由を

回避性パーソナリティ障害の傾向を

中心に考えてみたいと思います。

 

人に会うと気疲れするので人を避けている

否定、批判、拒否されるのが怖くて人に相談できない

弱点や困っていることを知られたくないので親しい人にも本当のことが言えない

恥の感情が強いので福祉の手を借りるのを嫌がる

近所づきあいなど苦手

相手からの好意を確信しないと自分から人に近づけない

好かれるはずがない前提なので行動が消極的で人と親しくなる機会を逃す

傷つきやすく嫌われないかを心配するので恋愛に発展しないのでずっと独り

責任が苦手なので結婚に消極的でずっと独り

責任が苦手なので派遣での仕事を選び、契約終了後は人間関係が切れてしまう

新しいことや慣れないことが苦手なので、退職後に地域の人と関わる場所に参加したがらない

電話が苦手なので福祉などの問い合わせを面倒に感じる

・家族と疎遠になっている

・関りが配偶者のみだった場合、離婚や死別で孤立する

・親戚付き合いをしていない

・ネット依存により現実の人間関係がない

・そもそも人と関わりたくない

 

このままだと

いなくなっても誰も気づかない。

誰も部屋を訪ねてこない。

本当にそうなってしまうかもしれません。

 

ジワジワと 孤独死が近づいてくる気がしませんか?

 

想像しただけで恐ろしいですよね。

孤独死してしまったら

残された家族に迷惑をかけたり

かわいがっているペットの命までも

奪ってしまうかもしれません。

 

 

■ 孤独死を避けるには?

まずは自分が人を回避しているという状態に

気づくことだと思います。

 

人を回避していれば傷つくことはないけれど

この先もこのままでいいですか?

このままだと20年後30年後はどうなるでしょう?

もし、大きな怪我や病気をしてしまったら?

 

そしてこの状態から抜け出して

人と関わっていくことを決意すること。

さらに人と関わっても大丈夫という

「安全基地」を自分の心の中に作っていきましょう。

 

急に人と関わることを考えたら、怖いし

このままでもいいかな?と思って

しまいたくなりますよね。

うん、その気持ちとってもよくわかります。

 

それでも人は一人では生きていけないと思うのです。

やはり人と繋がって生きていきたいと思うのが

人間ではないでしょうか?

 

自分の気持ちを話すと否定をせずに

うん、そうなんだね、とありのままを

受け止めて共感して聞いてくれる

友人やパートナーはいますか?

もしいないのであれば、

カウンセラーやセラピストなどで大丈夫です。

 

その人たちと少しずつ信頼関係を築いていくと、

人に対する恐怖心がだんだん薄くなってきて

人と関わることに抵抗がなくなってくるはずです。

 

人と関わる幸せな人生にするか

それともこのまま孤独で寂しい人生を送るかは

選択することができるのです。