こんにちは。
東京 世田谷の心理セラピスト 満月のりこです。
リトリーブサイコセラピーで生きづらさを解消しあなた本来の輝きを取り戻すお手伝いをしています。
12月は華やかなイベントがたくさんあって楽しい時期ですね。
私も先日クリスマスケーキを予約しました。
おいしいと評判のお店なので今からとっても楽しみです。
今日は子供への感情について書いてみようと思います。
子供が甘えてくると、なんだかイライラして冷たい態度を取ってしまうことはありませんか?
夜、寝顔を見ては子供にごめんねとつぶやき、明日からは優しいお母さんになろうと思うけれど、いざ子供が甘えてくると何とも言えないイヤ~な気持ちがまた湧き上がってきて、結局突き放すような態度をとってしまう。
甘えさせてあげたいと思うのに、甘えさせてあげることができない、この状態が続くのはとても辛いですよね。
私の場合をお話ししますね。
子供が言葉を話し始めた頃に、こう聞かれたんです。
「ママ、○○ちゃん(子供の名前)のことすき?」
私は、「うん」と答えました。
いいえ。正確には、「うん」と答えるのが精一杯だったんです。
すき?と聞かれた途端にすごく胸がザワザワして、絞り出すようにやっと一言、うん、と答えることしかできませんでした。
その胸のザワザワを感じていると、こんな言葉が出てきました。
〇〇ちゃん、ずるいよ!
お母さんにこんなに愛されてずるい!
私はこんなに愛されたことないのに!
お母さんとしての私は自分の命より子供を大切に思っているけれど、私の中にいる「小さな子供の私」が嫉妬してるんですよね。
子供に甘えられてイライラするとき、その気持ちをじっと感じたらどんな言葉が出てきそうですか?
本当は・・・
お母さん(お父さん)に甘えたかった
お母さん(お父さん)に遊んでほしかった
お母さん(お父さん)に大好きだよって言ってほしかった
お母さん(お父さん)に抱っこしてほしかった
お母さん(お父さん)にお話を聞いてほしかった
お母さん(お父さん)と一緒に寝たかった
他にもたくさんあると思います。
その気持ちをつぶやいてみたら、どんな感覚でしょうか?
胸がチクッとしたり、涙がこぼれたり、もしかしたら口にすることができない場合もあるかもしれません。
それでも「小さな子供の自分」の気持ちをわかってあげたら、少しほっとする気がしませんか?
甘えたいのに甘えられなかった、遊んでほしいのに遊んでって言えなかった。
それは・・・
お母さん(お父さん)を困らせないように
お母さん(お父さん)が他の人に怒られないように
ずっとずっと自分の気持ちを押し込めて我慢してきたのだと思うのです。
それは・・・
お母さん(お父さん)が大好きだから。
そして、
お母さん(お父さん)を困らせたら、嫌われてお家にいられなくなってしまうと思ったから・・・。
自分が禁止して諦めたことを子供が表現するからイライラするのですね。
禁止して欲求を出すのを諦めたのですから、そこには怒りや悲しみや恐怖もあるはずです。
過去に感じていた怒りや悲しみや恐怖などの感情を解放して癒していくと、イライラもぐっと減ると思うのですが、怒りや悲しみや恐怖は感じたくない感情ですよね。
一人で感じるのが難しい、そんなときはぜひ力にならせてくださいね。
今の私は子供への素直な気持ちを伝えています。
子供の嬉しそうな顔を見ると自分の思いを伝えられるっていいなぁとしみじみ思うのです。
一人でも多くのママが幸せな子育てができますように。