やってもやっても変われない、自己啓発には疲れたよ・・・

あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

東京 世田谷の心理セラピスト 満月みつきのりこです。

リトリーブサイコセラピーで生きづらさを解消し

あなた本来の輝きを取り戻すお手伝いをしています。

 

2019年がスタートしましたね。

どのようなお正月を過ごしていますか?

私は温泉宿でのんびり過ごした後

初詣に行っておみくじを引いてきました。

 

おみくじにはこう書かれていました。

 

「豊」

豊かな知識は成功への近道

 

心理を学んでいる私にぴったりな言葉です。

楽しみながら知識を増やす一年にしたいと思います。

 

さて、あなたはどのような一年にしますか?

 

 

新年になると新しいことを始めたくなりませんか?

中には自己啓発をしようと考えている方も

いるかもしれませんね。

 

今日は自己啓発をしても変われない心理について

考えてみようと思います。

 

自己啓発の定義は

「自らの意思で能力を高めたり、精神的な成長を目指すこと」です。

 

今、自己啓発市場は9000億円を超えています。

それだけ自分を高めたいと考える人が増えているのですね。

 

自己啓発によって仕事が効率的にできるようになったり、

人生が豊かになったりと、いい面もたくさんありますよね。

 

人は成長したい生き物です。

やりたいことや自分の成長のために努力することは

素晴らしいことだと思います。

 

ただ問題なのは今回は変われなかったから

次こそはと自己啓発をやり続けてしまう場合です。

その場合どうなってしまうのでしょうか。

 

新年、気持ちも新たにIさんは自己啓発セミナーに

申し込みをしました。

今回のセミナーは数か月にわたる超高額セミナーで

Iさんはやる気満々です。

 

実はIさん、昨年は数週間の自己啓発セミナーにも

参加していました。

 

Iさんが自己啓発セミナーにはまったきっかけは

職場の上司から勧められた一冊の本がきっかけでした。

 

それまでのIさんは、なんとなく人付き合いに

苦手意識を感じてはいたものの、

これといった大きな挫折もなく

人からみれば順調と言われる人生でした。

 

しかし営業部に配属されてからは、

積極的な営業を行うことができず成績は

低迷していました。

 

そんなIさんを心配して上司は本を勧めたのでした。

その本を読み終えた後、Iさんは気分が高揚して

自分が変わったような気がしました。

「よーし!これで明日からは!」

 

しかし現実は何ひとつ変わらず、

営業成績も伸びませんでした。

 

Iさんは自分の勉強不足だと思い、次々と本を購入し、

短期セミナーにも通うようになりました。

 

セミナーを受けた後、数週間から数か月は

気分が良くなり、営業も積極的に行えます。

しかしその後はいつものぱっとしない自分に

戻ってしまうのです。

 

 そこでIさんは、もっと自分を変えるには

時間もお金もかけないといけないんだと

冒頭の超高額セミナーに申し込みを

決めたのでした。

 

Iさんの心の中では何が起こっているのでしょうか?

 

仕事ができるようになりたい

人とうまくコミュニケーションを取れるようになりたい

認められたい

 

自己啓発を続けていけばそうなれるかもしれない。

 

そこにあるのは

同僚のように仕事ができない自分

先輩のように人とうまくコミュニケーションが取れない自分

上司のように認められていない自分

 

誰かのようになれない自分です。

 

これは・・・・そうです。

自己否定です。

 

自分で自分にバツを付けている状態です。

ありのままの自分ではダメだ。

あの人のようにならなくてはいけない。

 

どうしてそんな自己否定を抱えるように

なってしまったのでしょうか?

 

 

心当たりはありませんか?

 

■ 幼少期に愛情を求めても拒否された

■ 両親がいつも喧嘩をしていた

■ 両親が仮面夫婦で愛情で繋がっていない

■ 親が精神的に不安定

■ 「お前はいらない存在だ」などと言われていた

■ 男(女)だったらよかったのにと言われた

■ 虐待、ネグレクト

■ 養育者が何度も変わった

 

 

このような幼少期を過ごすと、

子供は親や周りの期待に応えたり、親の役に立つことによって

自分の存在を守ります。

 

そこには子供が子供らしく過ごせる

安心安全な環境はありません。

そして大人になってからは

このような問題を抱える傾向があります。

 

◆ 自己否定を抱えやすい

◆ 空虚感を抱え何かに依存する

◆ 完璧を求めて頑張り続ける

◆ いい人と呼ばれる人になる

◆ 否定に弱く怒りを感じやすい

◆ ストレスに弱くうつになりやすい

◆ 人間関係が不安定

◆ 子育てに問題が出やすい

◆ 白か黒かの2部思考

◆ 死にたいと思う

◆ 摂食障害、パニック障害

 

このままだとIさんはどうなるでしょうか?

 

・借金を重ねてまでも高額セミナーを受け続ける

・やってもやっても変われない自分を責め

 自己否定を強化していく

 

そして最終的には自分の存在さえも

否定してしまうかもしれません。

 

本当に求めているのは、誰かのようになることではなく

ありのままの自分でいいと安心していられることでは

ありませんか?

 

それには自分の中の不安や恐怖と向き合うことです。

誰かのようでない自分はどうなってしまいそうなのか?

 

自己啓発はそれからでも遅くありません。

自分の中の不安や恐怖を抑圧して表面だけを

変化させようとするから変われないのです。

 

不安や恐怖と向き合ったら自分の中に安心を育てていきましょう。

 

例えば

過去の傷ついた体験を信頼のおける人に話して

受け止めてもらう。

話すことは囚われや負の感情を手放す効果が

あると言われています。

 

また話すことによって自分を客観視できたり、

気づきが起こります。

 

そして友人、パートナー、先生、仲間など

自分が安心を感じられる人と温かさや

優しさで繋がり、等身大の自分を受け入れてもらう。

 

このようにして自分の中に安心感が育っていくと

次々と自己啓発に手を出さなくても

ありのままの自分でいいと思えるようになるはずです。

 

人に話を聞いてもらうと、ほっとしますよね。

私も辛かった気持ちをたくさん人に聞いてもらって

癒された一人です。

 

あなたは決して一人ではありませんよ。