こんにちは。
東京 世田谷の心理セラピスト 満月のりこです。
「どうして生きるのがこんなに辛いの?」
「どうして自分らしく生きられないの?」
繰り返すそのお悩みをリトリーブサイコセラピーで
根本から解決します。
新年度が始まりましたね。
真新しいスーツに身を包んだ
新社会人が眩しいです。
初めて就職した時の
ドキドキした気持ちが
懐かしいな。

今日は「ねばべき思考」について
考えてみようと思います。
~ねばならない、~べき、と
つい思ってしまいませんか?
人と仲良くしなければならない
完璧にやらなければならない
期待に応えなければいけない
いい母親でなければならない
社会人はこうあるべき
努力するべき
など。
この考え方が強い人は
「常識では」や「普通は」という
言葉もよく使うかもしれませんね。
真面目で責任感が強い人に
多い気がします。
この考え方でいると
周囲から評価されたり
仕事や勉強で成果が出やすい
などメリットもたくさんありそうですね。
表面的にはうまくいっているけれど
どこか苦しさを感じてはいませんか?
~ねばならない、~べき、を使いたくなるのは
自分の気持ちより
人からどう見られるかや
世間の常識や価値観を優先している
状態であると思います。
そのため、この考え方が強すぎる人は
頑張りすぎたり
ストレスを感じやすので
うつ、不安障害、摂食障害になりやすい
ことが知られています。
この~ねばならない、~べき、は
自分を縛るだけでなく
パートナーや周囲の人にも押し付けてしまうと
関係が苦しいものになってしまいますよね。
そして押し付けた相手が
自分の思い通りにならないと
「自分はちゃんとやってるのに!」
「自分は我慢しているのに!」
「どうして自分ばっかり!」
このような被害者モードに
入りたくなってしまうかもしれません。

強すぎる~ねばならない、~べき、を
緩めていくにはどうしたらいいのでしょうか?
◇ 考え方を変える
~したほうがいいかもしれない
などに変換してみる。
◇ いろいろなふれあいを通して寛容な気持ちになる
例えば、ペットに触れている時
穏やかな優しい気持ちになりませんか?
これはオキシトシンという
ホルモンが関係しています。
オキシトシンには
不安やストレスを抑える
記憶力が高まる
親密な関係が長続きするように作用する
相手への共感を高める
などの作用があります。
オキシトシンを分泌するには
・スキンシップ
・動物に触れる
・マッサージ
・親しい存在と過ごす
・人に優しい言葉をかける
・感動する
などがいいと言われていますよね。
◇ なぜそう考えるようになったのか?原因を見つけて癒す
私が一番効果的だと思うのは
~ねばならない、~べき、と
強く考えるようになってしまった原因を
過去の家族関係から紐解き
その時の感情を癒していくことです。

どうしてこのような考え方を
身に着けてしまったのでしょうか?
もしかしたら子供の頃に
このような家庭環境だったのかもしれません。
◆ できても褒められないができないと責められた
◆ 何をしても褒められない
◆ 自分の意見を言わせてもらえなかった
◆ 親にとってのいい子だった
◆ 親が完璧主義だった
◆ 親が自信がない
◆ 親が負けず嫌い
◆ 親が支配的
子供の頃は家族でいるために
~ねばならない、~べき、という考えで
いることが必要だったのかもしれませんが
大人になった今
不要だと思えば自ら
手放すことができますよね。
子供の頃に感じていた
悲しみや恐怖に向き合って
癒していくことにより
強すぎる~ねばならない、~べき、は
落ち着いてくると思います。
この考え方を緩めていくことは
選択肢を増やし
人生の可能性を広げて
より豊かに生きることに繋がるのだと
私は思います。
仕事など必要な時や
やりたいことがある時
又は自分のポリシーとして
ある程度の~ねばならない、~べき、は
あって当然だと思いますが
自分や大切な人を縛ってしまい苦しいようなら
そろそろ生き方を見直す時なのかもしれませんね。